昼休みが終わり、桃嘉を起こした。
「…んー」
「起きた?」
「ぁ、ご、ごめんね肩…」
「いいって。それより、ちゃんと眠れた?」
「ぁ、うん…」
「そっか。
んじゃ戻るぞー」
「ちょ、ちょっと待って」
急いで支度する桃嘉を待つ。
支度が終われば、俺の横に来てニコッと微笑む。
こういう仕草…
無自覚でやっているから怖い。
どこでこういうテクを覚えてくるんだ??
こんなたった一つの行動で、
俺は抱きしめたい衝動に襲われる。
抱きしめたら…
止まらない。
もっと、って欲しくなってしまう。
だから手が出せないんだ。
いつか桃嘉を壊してしまいそうで。

