【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~





「桃嘉、行くぞ」

「うん! おばさん、ありがとうございました!」

「いえいえ。じゃあ、いってらっしゃい」


蓮と手を繋ぎながら、家を出る。


「おふくろとなに話してたわけ?」

「ん? アルバム見せてもらってた!」

「あのババァ…ろくなもん見せてんじゃねーよ」

「ふふっ」


照れくさそうにしてる蓮が可愛くてしょうがない。

やっぱ、小さい頃も可愛いけど…

あたしはこっちの、今の蓮の方が好き。


「間宮とは連絡とれてんの?」

「ううん、なんか忙しいみたいで…」

「ふぅん」


なんだかんだで、心配みたいで、逢う度に聞いてくるんだよね。

ほんと、素直じゃないんだから。


「ふふっ」

「何笑ってんだよ」

「べっつにー!」


呆れ顔の蓮。

それでも…

繋いだ手を離そうとしない。