【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~





「ねぇ、怜。
怜って、友達作りたくないの?
いつも一人でいない??」

「ひ、人見知りなのっ//」

「…ぷっ」

「わ、笑わないでよ!」

笑うしかない。

だって…

言葉は強気で、

見た目もクールで美人なのに、

人見知りだなんて。



その日から──…


あたしと怜は、ずっと一緒にいるようになったんだ。



怜もだんだん照れなくなって、

耳を赤くしたりなんかしなくなった。


クラスの子と話すと、時々なってたけど。


怜とは…ものすごく、気が合うんだ。

あたしと同じで、

アイドルとか、クラスの男子とかに一切興味をもたない。

『どうでもいい』って。

あたしとは…正反対なのにね。



そんな怜が、大好きになっていた。


だから、


離れる日なんて…こないと、


信じてた。