「あ、ごっめ〜ん!」

えっと…間宮さん?だと思う。

ギロッと鋭い目で睨まれた。


間宮さんは空いた席に座る。



「うっざぁ」

「ちょっ」

「謝ったのにさぁー」

「あ、あたしたちが悪いんだし…」

「えーでもさぁ…」


チラッと間宮さんを見れば、こちらを見向きもしない。


お、怒っちゃったよね…。



はぁ…せっかく友達になろうと思ってたのに。


「ぁ、あたしそろそろ戻るね〜」

「ぁ、うん」


一人になってしまったあたし…。

…はぁ、話す子もいないし…。


チラッと、前の子を見る。