あたしの…本音??

なに、言ってんの??

そうとしか…言えないじゃん。



「なんでもない」

「は、ぁっ?!?!
なにそれ!!!

今まで何も教えてくれなかったくせに!!!」

「言うつもりだったよ」

「…あたしは、もっと早く言って欲しかったよ!!!

怜のバカチン!!!

アメリカにでも、宇宙にでもどこにでも行っちゃえ!!!」


あたしはそう言って教室を飛び出した。

屋上まで走り、

生暖かい風を体で感じながら、踞る。



「う〜…」



バカ怜…っ。