「桃嘉っ!!」 「…ッ」 「どこいくつもりだよ。 午後の授業、残ってんだぞ」 「それどころじゃないっ!!」 「…担任に、なに言われた」 「…ッ」 「俺には、言えない事?」 あたしは、首を横にふる。 違う、全然…言ってもいいことなんだ。 だけど… あたしが、認めたくないだけで。 『なんだ、間宮から聞いてないのか?』 今まで… あたしと怜は、いつも一緒だった。 『二学期からは、間宮はアメリカに行くんだ』 離れるなんて、あり得ないと… 信じていたんだ。