今日は…話しかけてくれないだろうと思っていたのに。


「…あ、あのね…えっと//

は、ずかしいから…このままで、聞いて…//」

「あ、あぁ…」

「…あたし、蓮が…好き。
大好きなの。
蓮といると、楽しくて、嬉しくて、心地よくて。
これって、幸せ…でしょ//
幸せ、なの…蓮といると//

昨日はね、清本が”明日は飯田といていいよ”って言ってくれたの」


…まじ??

じゃあ…


俺の勘違いじゃん。


カァァッと顔が熱くなった。


「嬉し、かった//」


「え…」


「蓮が、ヤキモチ、妬いてくれて…//

すごい、嬉しかったよ…っ///」


ヤバイ。

「れ、ん…まだ、あたしとつき合ってくれますか…っ?///」

お前、やっぱ…バカだよ。




俺はガラッとドアを開けて、

ギュッと桃嘉を抱きしめた。