今日は…七夕祭。

今頃…岸本は飯田と仲良くやってんのかな。


岸本…



俺はタクシーに乗りながら…

愛しい人の事を頭に思い浮かべていた。




ついた場所は、国際空港。


たしか…。



俺は母さんに聞いた事を頼りにして、


彼女を探す。


すると…




「せいじ…?」




「…よっ、かな」




振り向けば、目を丸くしている華那。

俺の…元カノだ。