「蓮、そろそろ帰るだろ?」 「あぁ、悪いな、急に」 「いいって」 家に帰れば、机の引き出しから何か飛び出てるものが目に入った。 …なんだ、これ。 引き出しから取り出せば、俺はそれをもったまま、ベッドに倒れた。 この頃は──… ただ、アイツが好きだった。 好きで、しょうがなくて…。 手に入れたかったんだ…。 二年も経って、成長したと思ってた。 でも…何も変わってなんかいない。 ただ、好きで。 好きで…手に入れたくて。 自分だけのものにしたくて。 ただの…ガキだ。