******* 今回のホテルは、3日前よりも少し高いところに入った。 ナツに対する罪悪感とせめてもの俺の償い。 「…シャワー…浴びてくるね。」 部屋に入るなり、ナツはそう言って俺の側を離れていった。 隣からナツがいなくなるととてつもない虚無感に襲われる。 「俺…なにやってんだろなぁ…」 思わずそんな言葉が零れた。