「おっつ、着いちゃった。」 そんな話の最中に、ホテルはもう目と鼻の先だった。 「ほんとに、行くの?やめたいなら今のうちだよ?」 俺の言葉に、『だってトランプするんでしょ?』と営業スマイルを見せたナツに、『だね』と俺も営業スマイルで返した。 ******** ラブホテルの部屋に入ると、安っぽい照明に目が眩んだ。 「照明、変えてもいい?なんか目がちかちかする。」