「ねぇ…私は翔汰の恋愛対象にはなれない?」

一瞬間をおいた梓は、珍しく消極的な声を出すと俺のことを見つめた。


「…なりたいの?」


そんなことを聞いてしまった俺は、もうすでにこいつを恋愛対象にしてしまっているらしい。




――――END―――+*。