「俺、ずっと前から宇佐美のこと好きだった。 引っ越した時に諦めようとしたけどやっぱりお前を忘れることなんて無理だった」 「……」 『うさぎー!』 『あたしはうさぎじゃない!うさみ!』 亮平…。 いつからあたしのことを“うさぎ”から“宇佐美”って呼ぶようになったんだっけ…? そんなことを忘れるくらいあたしとあなたは一緒にいたね。 「宇佐美、俺と付き合って下さい」 「……はい」 3月の薄暗い夜の公園。 あたしは今日、亮平の彼女になった。