羽田くんとうさ子の関係。




失恋というものにはやっぱり涙が付き物で、


卒業というものにはやっぱり涙は付き物で、



そうやって涙を流す言い訳を考えるあたしはやっぱり馬鹿な奴で





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ちゃんと帰りました。

郵便屋さん、頑張って下さいね。


あばよ! -うさ子-

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もう会うことないんだから気持ちを伝える選択もあった。


これは羽田くんがくれた最後のチャンスかもしれない。



でも、最後の最後まであたしはその選択を選ぶことを拒んだ。




“好きな人”より“バイトの先輩”という羽田くんが大事だから…。




またいつか偶然会えた時、笑って“バイトの先輩後輩”として話せるように。


だからあたしは気持ちを伝えない。





「…お風呂入ろう」



携帯をベッドに落として、部屋を出た。