パパとみぃくんには店長と同じカップケーキとクッキーをあげた。
2人とも美味しいと言って食べてくれた。
23時頃に羽田くんからメールが来た。
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なんで佐伯にはあげて俺には
くれなかったんだよ!?(´Д` )
-残念な羽田-
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あたしは返信しなかった。
「…ばーか」
ゆっくりラッピングを開けて5つのチョコを一気に口に入れた。
『うーさ子!本命チョコ待ってるからな♪』
羽田くんの小さな本気と大きな嘘。
『…あたしの本命は店長です』
あたしの小さな強がりと大きな嘘。
ねぇ、どっちが嘘つき?
「本命なんて羽田くんに決まってるでしょ…。」
チョコは甘くて、そしてとても苦かった。

