「佐伯くんと青木さんっていつからここで働いてるんですか?」
「えーとな…確かあいつら大学入ってすぐだったかな」
「じゃあ、ここに働く時は付き合ってたんですね」
「あー!?だからあの時は仲良かったんだった!?」
さすが羽田くん。
計算は速いくせに気づくのが遅い。
「あの時?」
「今思い出したら最初はすげー仲良かったわ、あの2人。そういやー、2人が仲良すぎだから俺茶化して遊んでたわ」
「そんなことしておいて、気づかなすぎもすごいですね」
「まぁ、今は終わってんだから何も言えねーな」
「…そうですね」
青木さんと佐伯くんがか…。
なんで別れたんだろ…。
それより、2人がまだ近くにいれることがすごいと思う。
あたしならもう亮平の近くなんていたくない。
まぁ、あたしの別れた理由は亮平の浮気だったし…。
佐伯くんにはもう青木さんとは別の人と付き合ってるしもう2人の中では終わったことなんだよね。
「佐伯くんってなんだか彼女を大切にしてそうだな…」
「ハァっ!?俺の方が付き合ったら大切にするぞ!うさ子付き合ってみるか?」
「なっ!?何言ってんですか!?」
ニヤニヤしながら笑って言う羽田くん。
冗談だよね?
冗談で言ってるよね?

