優は唇を噛み締め媛ちゃんを掴む 「なっ…」 「てめぇだけでも殺してやる!!!!」 不幸なことにフェンスは低かった 小柄な媛ちゃんの体は通り越そうとしていた 「媛ちゃん!!!!!」 私は無我夢中で媛ちゃんを引っ張る しかしその反動で私の体は 宙を浮いていた ここは病院の5階 下は駐車場 落ちたらどうなるか 答えは一つ 死……