「ほらもっと傷つけ合えよ…醜く争えよ」 「優!!!!」 私は優の腕を掴むが逆に捕まれた 「俺あんたらのこと嫌いだから」 それは歪んだ…歪んだ笑顔だった 私達の好きだった優は敵だった 私達を弄んでいた 「ふざけるな!!!離せ!!!」 そう言ってもただ笑っているだけ このままじゃ殺される… 私達をフェンスのギリギリまで追い詰める 「あ……」