「砂糖とかミルクは?」




「ブラックでいいよ」




洋平は部屋を出た。




一階に下りてマグカップを二つ用意し、コーヒーを入れて再び二階に上がった。




洋平が部屋に入ると、唯はテレビに集中していた。




「コーヒー、ここに置いておくね」




「ありがとう」