その出来事が、起きたのは、 12月のとある寒い日だった。 近衛 深緒という、少女は美人だったが、それを自分では、分かっておらず、無警戒だった。 だから結構な数、ナンパをされていた。 深緒は、 「なんで、あたしなんかナンパするんだろうなぁ」 と言う、認識だったらしい。