外に出ると絢が待っていた。

「絢・・・。」

俺は急いで絢の元へ駆け寄る


「廉君ッ!!」

心配そうに俺の顔を見る。そんな目で見つめんなって。

「どうしたの?・・・遅かったから心配した」

「ぁーゴメンな。」

「ううん。大丈夫ならいい・・・」

俺は心配してくれている絢を愛しくおもい手を繋いだ

「絢・・・」

「ん?」

「俺から離れねぇって約束してくれるか。」

なんかかっこ悪いけど不安なんだ・・・絢。

「離れるわけないじゃん。離れたくても廉君が離してくれないでしょ?」

「そーだな。」

絢・・・、俺こんなかっこ悪くて弱い奴だけど。
いつも俺はすべて喧嘩で解決してた喧嘩がカッコいいって思ったバカな奴だから。

「ねぇ・・・廉君は喧嘩とかしてるの?」

少し不安そうに絢が呟く

「・・・してた。」

「過去形かぁ~。よかった」

ニコッと微笑む絢__。