後ろ向いてくれなきゃ着けられないもんね。

「いや。」

「ぇ?後ろ向かないと着けれないよ?」

「前のままつーけて」

私に甘えてくる・・・。
キャッ可愛い。

けど前のままつけたらなんとなく危険じゃない?

「なんもしねぇよ。」

「そぉ?じゃあ着けるね」

少し背伸びをして尼崎君の首に手をかけた

「絢ぁー。超いい匂いする」

犬みたいに私の髪をすく

「キャッ」

私の首元を舐めたのだ

「ほらぁーなんかする」

「早くつけろ。」

舐めといてソレ?
可笑しいでしょ・・・

「はい。つけた」

「ん。アリガト」

ぅわ・・・つけた尼崎君は
なんかやっぱ色気でてるよ。

めちゃくちゃカッコいい。

「明日から自慢しなきゃ、な?」

「うん。」

私は尼崎君のモノだよ。
ケド不安なんだ
尼崎君は私のものじゃなくなるかもしれないって。