「すごっ!ココの席・・・
なに?」
自分達の席は区切りがなくて
ソファみたいな感じなイスだった
「知らねぇの?
これはこーいう事できんだよ」
私の肩を抱き堂々とイスに座る
「恥ずかしいよ」
「こーいう事するためのイスなの。
カップルシート」
カップルシート?
尼崎君にあたる右側がやけに熱い。
こんなの映画に集中できないじゃん
「まぁー、俺がキスしたいっつー
時にできるわけ。」
「映画みれなくなる」
「俺はオマエだけをみとく」
ニッと笑い、私を抱きしめる力を
強くした
映画がはじまって何回かキスされたりいして・・・
けど、アノ物語は感動だった。
「ぁーマジ泣けるわ。アレ」
「感動したぁ
けど尼崎君、全然みてなかったよね」
だって視線めっちゃ感じたしね。

