「アイツ、絶対オマエに
気があるだろ?」

「・・・ぇ。
分からない。」

「好意丸見え。
まぁーお前は俺のだからな。」

「ん。分かってる」

「絢ぁ~。」

「何?」

私の頬を触りながら名前を呼ぶ。
もう校舎の中だし見られてるよ


「廉~~~ッ!!」

「ぁ。健ぴじゃん。」

健ぴ?・・・

尼崎君の名前を呼んだチャラい人。
もちろんヤンキー。
友達かな

「ぁ。コイツ俺の女。」

「ふぅーん。廉の女ねぇ
よろしく女。俺、清水健斗。」

名前聞かないんだ。

「ぁっ私は・・・」

「ねぇ廉。」

遮られた。なんていう屈辱・・・