「そう。ソレなら頑張るけど?」

ニヤニヤ笑い、私の首元に顔を埋める。

「・・・50回ならいいよ?」

「50回かぁー、それならギリ補習かもなぁ~」

「・・・100回ですね」

「いい子、」


私はその条件を呑んだ。・・・本当にいくのかな?1位なったらどうしよぉ、まぁ嬉しいんだけどね。


「ぁ~、見てぇ!尼崎先輩と立花先輩、キスしてるよぉ~~!!」

空き教室の窓から後輩達がキャーキャー言ってみていた

「おぃッ!てめぇーら閉めろ!このキスはなぁ見せもんじゃね~ッ!!」

「「すいません!!」」

廉君・・・後輩には優しくしなきゃ、ね?

「絢。」

さっきの鬼のような顔とは違い極上の甘い顔で私の名前を呼ぶ

「もぉ~あたしが窓開けたから仕方ないのに。」

「うるせぇ、お前のキス顔は俺だけなの」

「廉君・・・ッ」

そんな独占欲・・・可愛い。廉君