「もうさよならじゃなかったのかよ。」

「・・・」

怒ってる?・・・廉君。

「こっち来い」

「ぇ?」

手を掴まれてベットの上に乗せられた、久しぶりに感じる廉君の甘い匂い。

チャラッ

「コレ・・・。」

「お前なぁー置いていくなよ。超悲しいし」

胸元のネックレスを触る。コレは交換したネックレス・・・あの日置いていったネックレス。

「ずっと持ってたの?・・・」

「当たり前だろ。手放すわけねぇーだろ。」

久しぶりに見た廉君の笑顔。・・・やっぱり好き


「絢・・・この前はゴメン。」

「・・・いいよ。」

しっかり頭を手で支え、優しくキスを落とす。