いつかこの涙が涸れたらあなたへの思いも“消す”から……。


私は今日、ずっと体調が悪く保健室にいた。


昼休みにちょっと良くなり保健室を出た。


運が悪いのか琢磨がいた。


「美羽……」


私はその場から逃げようとした。