初めて心から愛した
愛そうと思えた
素敵な人だった

今までの恋は遠く離れすぎて
信じることが出来なかった
君とだって住んでるとこも離れてる

けれども君は会いにきてくれた
何度も何度も
遊びに来てくれた

時間だってお金だってかかるのに
あたしのわがままに付き合ってくれた

君の負担を減らしたくって
自分から会いに行きたくって
集合場所を都会に変えて
君のところに行った

いつでも君は遅刻してばかり
でもそんな君も愛しかった
文句言いながらも君を待ってる、
そんな時間が楽しかった

でもいつも俯いてたから
君に気づかないでいた
顔を上げれば君が居て
駆け寄るとふて腐れた顔で
先に歩き出すんだ

そんな君が愛しくて
それまでの不安なんて
一気に飛んでった

行ってももう会えないけど
あの頃に戻れないけど
また会えるかな?