【歩美Side】 「慎っ…ちょっと、慎!」 向かった先は…屋上。 慎が私の手を離した。 私の手はに赤く跡がついていた。痛い。 「………ごめん。 まず、なんで優が歩美の病室にいたんだ?」 …あれ、言い方が優しい。 あんまり怒ってないのかな? 「…優が、同じ部屋のほうが話し相手もできるし、マシになるだろって… 確かに病院生活って結構退屈だし…」 私がそう答えると、 「それで?それで抱き合ったっていうのか?お前には俺という存在がいるのに?」 …あぁ、 やっぱり慎、怒ってる。 怖い……