僕の心は
早く ゆっくりと壊れていく
僕の心が限界だと
僕に訴えてくる

壊れることが怖い僕は
僕の心を誤魔化し
限界など無いように
そう思い込んだ

壊れることが怖くて怖くて
亀裂に気づかぬふりをし
穴を塞ぎ
補強して
平穏を保つ

本当はギリギリで
全然平穏じゃなくて
苦しくて仕方なくて
誰かに助けて欲しくて

だけど
助けの求め方を知らなくて
俺の伸ばした手は
あても無くて
流せる涙も無くて
心が軋む音をただ聞くだけ