あたしは着替えて、鏡の前で髪をとかす。 久しぶりに茉莉と話すなぁ〜 正直言って誰も知ってるひとがいないうちの学校で、 心ぼそかった。 よし、できた。 あたしはバッグを持って自分の部屋から出た。 「あれ?どっか行くの?」 お兄ちゃんが部屋から出てきた。 「うん、茉莉とね〜」 あたしはニコニコしながら階段を駆け下りた。 「お母さん!!言ってくるから!!」 あたしは玄関から大声で言った。 一応伝えとかなきゃね。 あたしはドアを開ける。