グレイシーガール(短編)




震えが止まらなくなり、
その場に座りこんだ。
もう1人の自分が
私を体から追い出そうとしている。

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

もう‥無理っかも‥
その時、私の悲鳴を聞いた
隣りのおばさんが
ドアを開けて中に入ってきた。

「あぁ‥」
おばさんは目を見開いて
床にころがってある死体を見た。


そして視線を
両手が血まみれな私にうつした。
「ち、ちえちゃんが‥?」