「バカァ!本気にしないでよ…。抱きしめてキスする事はあっても…殴らないよ…。」

と、新山が言ったところで、

「やめろ!」

「やめて!!」

と、寿晴とめぐみが物真似を遮った。

新山とトシが笑いながら、物真似を止めたところで、

「最悪…そんな時から…いたなんて…。」

と、めぐみは頬を膨らませた。

そんなめぐみに、

「あんた達…大学生とは思えない会話するんだね…。聞いている、こっちが恥ずかしいよ。」

と、新山が言い、

寿晴とめぐみは頭をかいて見つめ合った。

そんな二人には、はにかみながらも満足気な笑みが浮かんでいて、新山とトシもつられて、笑みを浮かべたのだった。



ーーーー終わりーーーー