脇からは怪我した風、爽、夏樹、羅唯、汰斗……後の蓮、透、彼方が覗いている。
皆少なからず怪我していて顔を痛みに歪ませていた。
ごめん……。
皆、本当にごめん……。
この場は緊迫した空気に包まれる。
…せめて撃つのはあたしだけにして欲しい。
他の奴をこれ以上傷付けたら許さない。
蝮原「この状況の意味分かるよなぁ?」
蝮原があの独特な粘りのある口調で周りの奴らに呼び掛ける。
蝮原「近付いたらコイツ等全員撃つからな。」
皆の顔が凍り付く。
あげは「ちょっと待って。」
蝮原「……あ?」
皆が緊張した面持ちでこっちを見ているのが分かった。
今下手なことを言うと撃たれるって分かるもんね。
あげは「撃つならあたしだけにして。」

