あたしは痛がってようがどうしてようが構わずにソイツを蹴り続ける。
可哀相だと…?
どこがっ…!!
血も涙もねぇって…?
上等だっ…!!
こんな奴…出来ることなら殺ってしまいたいよっ!!!!!
大嫌いだっ!
お前なんか…ッ!
お前なんかなぁ…ッ!
何回目かに蹴り上げたコイツの口元が緩んだのが分かった。
え?
あげは「ぅわっ」
次の瞬間あたしの首には男の腕が回り、前にはにやけた顔の蝮原が立っていた。
そして、あたしの首元には銃口。
回りを見ると、稜、雫、騎士、大海ニイ、大空ニイが同じように捕まっていた。
夏樹、羅唯、大和、汰斗は怪我して脇に避難したらしい。
負け……だな。
紫苑…ごめん。
仇(アダ)返せなくてごめん。
仇(カタキ)取れなくてごめん。

