遠恋~君と恋をした日々~

「おわったぁぁぁぁぁぁ!2人とも終わったことだし、飯行くか?」
「うん!何食べるの?」
「どーすっかなぁ。咲希何食べたい?」


ラーメン?コンビニのおにぎり?


それともイタリアン?


「あたしは何でもいいよ。たまにはお兄ちゃんが選びなよ」
「良いのか?じゃ―イタリアンで!」


お兄ちゃんはイタリアンが大好きだ


イタリアン来ると思ったと言ったら、ははっと笑った


車で移動をしてる最中・・・


「あっ!」
「どーした?」
「友達の莉那いた!何してんだろう」
「声かけてみるか?」
「うん!」


莉那が一人暗い表情で歩いていた


「莉那――――っ!」


大きな声で莉那を呼んだら、すぐにこっちに駆け寄って来た


「咲希ぃぃぃぃぃぃぃい!」


いきなり莉那が泣きだした