遠恋~君と恋をした日々~

「荷造りしなきゃ」


とりあえず、キャリーバックを出そうかな


押し入れの奥からキャリーバックを出して、出来る限り服を詰め込んだ


もう一つカバンを出して、綺麗におさまった


机とかは、今度業者さんに頼むとしてね


もくもくとあたしは段ボールを増やしていった


「よしっ!きれいになった」


終わったころには、お昼を過ぎていた


「お兄ちゃん。荷造り終わったよ」
「まじ?咲希早くね?」
「あたし朝6時から起きてやってたの。速いのは当たり前だよ」
「そっか、俺のんきに10時まで寝てた」
「手伝おうか?」



お兄ちゃんの部屋へ入って、お兄ちゃんの服をキャリーバックへ詰めた


「ありがとな」
「どういたしまして」