「俺、早瀬 涼夜は本日をもって芸能界を引退します!」 「「「…………」」」 シ―――ン…… ……そりゃびっくりするよな……。 「最初は、遊び半分でやっていたモデルだけどいつの間にか、俺にとってかけがえのない仕事になってたんだ。」 …… 「真紀やたくさんの人たちに支えられて、俺はここまで来れたんだと思ってる。特に泰斗さんには、モデル界の大先輩として色々なことを教わって、本当に感謝してます!」 ――――涼夜は泣いていた。