天然オばか姫の恋*。+②





――――昨日、最後の仕事を終わらせた涼夜は涙を一粒流した。

いつもはふざけてるけど、ホント尊敬してるよ……。





――――会場のライトが消えた。





「皆様大変お待たせいたしました~♪本日は早瀬 涼夜のパーティーに来てくれてありがとっ♪」





すると泰斗さんが




「誰のおかげだと思ってんだー!!」




なんて叫んでいた。





「今すぐにでもカンパイしたいところなんだけど、みんなに俺から大事なお知らせがありま~すっ♪」




少しざわつく会場内。