天然オばか姫の恋*。+②





「もうっ!なんでもっと早く起こしてくれなかったの!?」




私は急いで制服に着替える。




「別に学校なんて行かなくてもいいだろ。」

「だめっ!蓮、仕事は!?」

「ん~。今日は午後から。」




ん――っと、それじゃ蓮は学校いかないんだね。




「じゃあ、先行くから!」




私がドアを開けようとしたその時―――――



ギュッ



「ちょっと!蓮!私学校行かなきゃいけないの!」




蓮が後ろから抱きしめてきた。