2人は腕を組んで歩いてきた ――私の存在なんかに気づかずに… 美和さんは気づいたのかな… だって…蔑むような笑顔で私を見たから… 「ねえ、蓮?」 『蓮』って呼んでるんだ… 「ん?」 『蓮』はそれに違和感を感じることもなくこたえるんだね… 「チューしてよ」 …っ… キスも普通にしちゃうの? ねえ、蓮… 「はあ…まじお前、わがまますぎ」 「いいでしょー?」 「仕方ねえなあ」