天然オばか姫の恋*。+②




チュッ



部屋に響くリップ音。



「......っ///」




キスって何回しても慣れないもんなのか?

初めてキスしたときと変わらない沙紀。

頬をリンゴみたいに真っ赤に染める。




そして徐々に部屋には響くはずのない水音。




「......れ///...んっ」




火照った頬。



こんな顔、誰にも見せたくない。

むしろ俺の中に閉じ込めておきたい。




「今夜は覚悟しとけよ?」

「......っ//////」




沙紀が愛しくてたまらない。