小さな恋のユメ




あたしは真人を見た



ここの席はレジまで遠いけど

真人は背が高いし角度敵にもよく見える

好きとは認めたくない

好きになっても捨てられる

あたしの心中にはこれがあった



悠介の時も

あたしが告って振られる側だった



それに真人は一般的にも

かっこいい



モテるだろうし

「セフレ募集中」て言うくらいだから

やっぱ抵抗があった



「メアド聞いた?」



あっ。紗代の携帯では電話したけど

メアドは交換してなかった



「してない」