*。°*はつこい*°。*

亮介くんとあたしは顔を見合わせた。




まったく同じこと考えてた。




「あははっ!やっぱ綾もそう思った?」




「うん。一番最初に出てきた」




……黎にはすっごく失礼だけど…ごめん!





心の中で謝る。




「……黎ってバスケ部の?」




海原くんが口を開いた。




「そうだよ」



「マジ!?俺よりアイツの方が小せぇの!?」




「…そうだよ」




ちょっと黎が可哀想になってきた。