丸々1日、辛い現状が受け入れられなく悩んでいた。 夜になって、夕食が運ばれてきても、手はつけられなかった。 なんで結葵は、俺だったんだ。 俺は、なんで結葵だったんだ。 その考えが浮かんだとたん、自分の中で何かが切れた。 よく堪忍袋の緒が切れた… と、いうのがあるが、そういう類として考えるべきだろうか… なんだか、怒りにも似た感情は、俺の中を着実に侵している…