ピクッ

かすかに結葵ちゃんの指が動いた…

『結葵ちゃん!!』

母「結葵!!」

結葵ちゃんのお母さんが泣き崩れながら何度も結葵ちゃんを呼ぶ。

結葵ちゃんの口がかすかに動く…

『ん?…何?』

口に耳を近づけて聞く。

結「お母さん…」

そう言った。
俺はお母さんを呼び、聞いてと言った…

少したった後お母さんが俺を呼んだ。

お母さんは今まで以上に泣き崩れていて、部屋から出ていった。