ドクン。 ドクン。 「――……っ」 ゆっくりと、そのキレイな顔が近付き、柔らかい前髪が、私のおでこに触れる。 “キス、される”――そう思った瞬間、 『プップップーーー!!』 大きな車のクラクションが、静まり返るスタジアム前の広場に響いたんだ。