きせき



「だから怒んなって」

頭をブンブン振ってお湯をはらった航太は、また人をバカにするように“くくくっ”と笑ったあと――……

「じゃー、Te amoは?」

そう言って、私をぎゅっと抱きしめながら顔を覗き込む。

「……」

「みーおー? 聞こえてる?」

「……聞こえてる」