もう一度見上げた星空は、ここ数年で見たどんな星空よりも綺麗で。 あの日、航太と初めて一緒に見上げた空のようだと思った。 「ホント、キレイだね」 ふわりと湧いた温かい気持ちに、思わず頬を緩めた私は――…… ゆっくりと、駅に向かって歩き出した。