あれから、机の引き出しにしまったままだった紙切れを何度か取り出して、美青に連絡を取ろうと思った。 もしそうすることで、美青の不安を取り除けるなら、そうしたいと思ったんだ。 だけど電話じゃなくて、ちゃんと会って美青の顔を見て話がしたくて……。 明後日、俺達はワールドカップ前の最後の試合のために韓国に向かう。 まだ堂々と会うことはできないけれど、それでもきちんと話をしよう。 俺はもう一度その紙切れを小さくたたみ、同じ場所にしまい込んだ――……。